三界表麗気記
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〔SID 00065 R 02未転写〕
翻訳対象外の理由
梵字・種字の専門校合を要する単位です。現段階では本文四層の翻訳対象外です。
『麗氣記(れいきき)』は、伊勢両宮の神々を密教的な世界観から説く中世神道書です。本文十四巻と神体図四巻からなる「十八巻」として伝えられ、後世の両部神道に大きな影響を与えました。
本頁は、土御門文書編纂所が国文学研究資料館鵜飼文庫所蔵の写本を底本として、新たに本文を読み取り、句読点・訓読・現代語訳・注釈を独自に作成する自家翻刻資料です。近現代の校訂本・書き下し文・現代語訳を転載せず、原画像との照合を終えた区分から順次掲載します。
ここでいう原文翻刻は、著者自筆原本を復元したという意味ではありません。オンラインで全冊を確認できる近世写本のうち、慶安二年と承応二年の識語をもつ鵜飼文庫本を作業底本とし、その本文を可能な限り底本どおりに翻刻します。伝本間の異同から祖本の本文を考える作業は、底本翻刻とは分けて校異・編纂注に記します。
原文翻刻、句読本文、訓読、現代語訳は混在させず、共通の区分番号で対応させます。底本に付された返り点・仮名・朱筆は歴史資料として尊重しますが、土御門文書編纂所版の句読・訓読・現代語訳は独自に作成します。
鵜飼文庫本では、「天地麗氣記」が最初に置かれ、次に「二所太神宮麗氣記」が続きます。本版では既成の刊本配列へ並べ替えず、まず底本の物理的な配列どおりに翻刻します。
下の「底本影印」には、鵜飼文庫本二冊の全九十八画像を収めています。「前へ」「次へ」、または画像下のつまみで画像を送れます。画像を押すと、CODHが配信する高精細の原画像を別画面で開きます。
本頁は土御門文書編纂所による編纂中の作業稿です。原文翻刻、独自句読、独自訓読、独自現代語訳を分離し、各単位の校合状態を明示して公開します。
公開版 reikiki-20260807-full-v5・ 全276単位・ 10 / 14頁
〔SID 00065 R 02未転写〕
梵字・種字の専門校合を要する単位です。現段階では本文四層の翻訳対象外です。
妙文也 已上天禮 已下畫
妙文也。 已上天禮。 已下畫。
妙文なり。 已上、天禮。 已下、畫。
すぐれた文である。ここまでが「天禮」で、以下は図画である、と記す。
丁付・綴じ・貼紙等の物質的情報を記録する単位です。
文字本文ではない図像単位です。内容は底本画像で確認できます。
〔Siddham五字未転写〕
梵字・種字の専門校合を要する単位です。現段階では本文四層の翻訳対象外です。
一 二 三 四 五
一。 二。 三。 四。 五。
一(中央)。 二(下)。 三(左)。 四(上)。 五(右)。
図中番号「一」は中央、「二」は下、「三」は左、「四」は上、「五」は右の白円内字形に対応する。
バン キリク アク ウン タラク
バン キリク アク ウン タラク
図中に、中央「バン」、上「キリク」、右「アク」、下「ウン」、左「タラク」と音注する。
図の中央・上・右・下・左に、それぞれ「バン」「キリク」「アク」「ウン」「タラク」という小さな音注が記されている。
文字本文ではない図像単位です。内容は底本画像で確認できます。
〔Siddham九字未転写〕
梵字・種字の専門校合を要する単位です。現段階では本文四層の翻訳対象外です。
文字本文ではない図像単位です。内容は底本画像で確認できます。
〔Siddham三字未転写〕
梵字・種字の専門校合を要する単位です。現段階では本文四層の翻訳対象外です。
〔バン〕 〔朱音注未転写〕 加持アリ
〔バン〕 〔朱音注未転写〕 加持アリ。
〔バン〕(音注候補)。 〔朱音注未転写〕。 朱の小書に「加持あり」と記す。
図中には「バン」と読む可能性のある注記があり、別の朱書音注は未転写である。独立した朱の小書には「加持がある」と記されている。
神形注麗氣記十二 十八卷内 神形注麗氣記
神形注麗氣記十二。 十八卷内。 神形注麗氣記。
神形注麗氣記十二(しんぎょうちゅうれいきき・十二)。 十八卷の内。 神形注麗氣記。
『神形注麗氣記』第十二。十八巻のうち。巻頭に再び『神形注麗氣記』と記される。
一輪中有九輪廻地水火風空各々三昧耶身也 神形深義有別記 一鏡中有八葉々々間有八半 三八二十四與八葉輪已上三十二神一鏡中住无相无爲表形也 一鏡中有五大月輪々々間有八輻金剛輪修生本有十六大菩薩境界 三十二尊與五大月輪三十七尊无爲无等表體也 九尊阿梨樹王如説法相八葉佛菩薩利生方便
一輪中有九輪廻地水火風空各々三昧耶身也。 神形深義有別記。 一鏡中有八葉々々間有八半。 三八二十四與八葉輪已上三十二神一鏡中住无相无爲表形也。 一鏡中有五大月輪々々間有八輻金剛輪修生本有十六大菩薩境界。 三十二尊與五大月輪三十七尊无爲无等表體也。 九尊阿梨樹王如説法相八葉佛菩薩利生方便。
一輪の中に九輪有り。地・水・火・風・空を廻り、各々三昧耶身なり。 神形の深義、別記に有り。 一鏡の中に八葉有り。葉々の間に八半有り。 三八、二十四と八葉輪と、已上三十二神、一鏡の中に住す。无相无爲を表す形なり。 一鏡の中に五大月輪有り。輪々の間に八輻金剛輪有り。修生・本有、十六大菩薩の境界なり。 三十二尊と五大月輪と、三十七尊、无爲无等を表す體なり。 九尊阿梨樹王、説法の相の如し。八葉の佛菩薩、利生の方便なり。
一つの輪の中に九輪があり、地・水・火・風・空をめぐって、それぞれ三昧耶身を表す、と説く。神形の深い意味は別記にあるという。一つの鏡の中には八葉があり、各葉の間に「八半」があると記す。三掛ける八の二十四と八葉輪を合わせた三十二神が一鏡の中に住し、無相・無為を表す形であるとする。別の説明では、一鏡の中に五大月輪があり、その間に八輻金剛輪があり、修生・本有の十六大菩薩の境界を示すという。三十二尊と五大月輪を合わせた三十七尊を、無為・無等を表す体とする。末尾の語の結びは未決である。
天禮以後可傳之
天禮以後可傳之。
天禮以後、これを傳ふべし。
本文では、「天禮」以後にこれを伝えるべきだと記す。
加持説法體也 一輪中四智鈴者中央獨一法身玉靈神説法利生標示也 神體如馬鳴菩薩乘白馬左持日輪右持秤令量知一切衆生善惡二法 四大天童開天地苗種子 八大金剛神持白杖御前申應音凶類皆伏也 八大金剛神後陣持三戟降伏惡魔鬼神也
加持説法體也。 一輪中四智鈴者中央獨一法身玉靈神説法利生標示也。 神體如馬鳴菩薩乘白馬左持日輪右持秤令量知一切衆生善惡二法。 四大天童開天地苗種子。 八大金剛神持白杖御前申應音凶類皆伏也。 八大金剛神後陣持三戟降伏惡魔鬼神也。
加持説法の體なり。 一輪の中の四智鈴とは、中央の獨一法身たる玉靈神が説法し、利生することを標示するものなり。 神體は馬鳴菩薩の如く、白馬に乘り、左に日輪を持ち、右に秤を持ち、一切衆生の善惡二法を量り知らしむ。 四大天童、天地の苗種子を開く。 八大金剛神、白杖を持ち、御前に應音を申し、凶類みな伏するなり。 八大金剛神、後陣に三戟を持ち、惡魔鬼神を降伏するなり。
加持と説法を表す体である。本文では、一輪中の四智鈴は、中央にある唯一の法身である玉霊神が説法して人々を利益することを示すものだとする。神体は馬鳴菩薩のように白馬に乗り、左手に日輪、右手に秤を持ち、すべての衆生の善と悪の二法を量って知らせる姿だという。四大天童は天地の「苗種子」を開くと記す。八大金剛神は白杖を持って御前に「應音」を申し、凶類を伏させ、さらに後陣では三戟を持って悪魔・鬼神を降伏させると説く。
胎藏界神躰御鏡 内宮ノ本 私云内少シ替リ有リ
胎藏界神躰御鏡。 内宮ノ本。 私云内少シ替リ有リ。
胎藏界神躰の御鏡。 内宮の本。 私に云ふ、内、少し替り有り。
胎蔵界の神体を示す御鏡。 内宮の本。 私見として、内側に少し違いがあると記す。
文字本文ではない図像単位です。内容は底本画像で確認できます。
金剛界神躰御鏡 外宮
金剛界神躰御鏡。 外宮。
金剛界神躰の御鏡。 外宮。
金剛界の神体を示す御鏡。 外宮。
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