天社宮

天社宮。天の気を察し、地の理を観じ、人の運をひらく。

日本には、八百万の神々がおられます。
その神々には、はじまりがございます。
すべての神々のみなもとにまします、ただ一柱。
その御名を、太一(たいいつ)と申します。
天地いまだ分かれざる時よりまします、ただ一つの神気でございます。

土御門家と伊勢の御縁により天社宮に納められし「太一」の書 皇大神宮禰宜 天見通命裔 荒木田武邦 謹書 太一より陰と陽が生じ、
陰陽は天と地に分かれ、
木・火・土・金・水の五つのはたらきとなって、
万物を巡っております。

この天地を巡る気は、神々の御はたらきそのものでございます。

人の心身に気力が満ちることも、
場に澄みたる気配が生まれることも、
人と人とのあいだに気脈が通うことも、
すべて天地を巡る神気のあらわれでございます。

風が吹き、季節が移り、命が芽吹く。
そのすべてが、神々の御はたらきの現れでございます。

その巡りを写しとった一年の見取り図が、安倍晴明暦。
暦をひらくその一時が、太一への日々のお参りでございます。

太一を祀る当宮は、霊元天皇の勅宣により、「天社宮」の尊称を賜りました。
天社宮(あまつやしろのみや)は、晴明公以来と伝わる家学を受け継ぎ、
神気の根源たる太一をお祀りし、安倍晴明暦をお頒ちする宮でございます。

安倍晴明暦 当宮にて作暦しております安倍晴明暦は、
晴明公以来の理法のままに編む暦でございます。
ゆえに、暦法も、選日も、解釈も、
一般に用いられる暦とは異なっております。

この暦は、京都をはじめ全国の由緒ある社寺へお納めし、
祭祀の日取りを定める暦として、
また氏子崇敬者の方々が日々の暮らしを整える道しるべとして、
用いられております。

暦をお納めしている
社寺様

当宮の暦は、お納め先それぞれの授与所にて、その社寺様の暦としてお頒ちいただいております。その御縁の一部を、ご紹介いたします。お近くの社寺様にて、お受けいただけます。

  • 春日大社様 春日大社様 奈良・御蓋山の神域に鎮まる、春日の古都を代表する大社。
  • 日吉大社様 日吉大社様 比叡山の麓に鎮座する、方除・厄除で崇敬される山王信仰の大社。
  • 三嶋大社様 三嶋大社様 伊豆国一宮として崇敬され、源頼朝公ゆかりの古社。
  • 伏見稲荷大社様 伏見稲荷大社様 稲荷山に鎮まる、全国に広がる稲荷信仰の大社。
  • 石上神宮様 石上神宮様 大和・布留の地に鎮座する、神剣信仰を伝える古社。
  • 出羽三山神社様 出羽三山神社様 羽黒山・月山・湯殿山の三山信仰を今に伝える社。
  • 貴船神社様 貴船神社様 水の神をお祀りし、生命の源への信仰を伝える貴船の社。
  • 鞍馬寺様 鞍馬寺様 鞍馬山に祈りと修行の道を伝える、鞍馬弘教の総本山。
  • 京都晴明神社様 京都晴明神社様 安倍晴明公をお祀りし、厄除・祈願で崇敬される京都の社。
  • 阿倍王子神社様 阿倍王子神社様 熊野街道に鎮まる、熊野九十九王子ゆかりの大阪の社。
  • 安倍文殊院様 安倍文殊院様 安倍氏ゆかりの古刹で、国宝文殊菩薩を本尊とする寺院。
  • 三十三間堂様 三十三間堂様 千体千手観音で知られる、京都・蓮華王院の本堂。
  • 平安神宮様 平安神宮様 平安遷都の歴史を伝え、京都の人々に親しまれる神宮。
  • 京都大神宮様 京都大神宮様 京都における神宮遥拝の祈りを伝える、お伊勢信仰の社。
  • ゑびす神社様 ゑびす神社様 商売繁盛のえびす信仰で親しまれる、京の「えべっさん」。
  • 月洲神社様 月洲神社様 堺に鎮座し、夏祭の神楽獅子巡行を伝える地域の社。
  • 伊尼神社様 伊尼神社様 丹波市氷上に鎮まる、西丹波一帯の尊崇厚い古社。
  • 茨木神社様 茨木神社様 茨木の氏神として、地域の祭礼と信仰を守る社。
  • 若一神社様 若一神社様 平清盛公ゆかりの西八条殿跡に鎮まる、開運出世の社。
  • 本瀧寺様 本瀧寺様 能勢妙見山に祈祷・滝行・宿坊の信仰を伝える寺院。
  • 白山神社様 白山神社様 白山信仰を受け継ぎ、地域の氏神として崇敬される社。
  • 神宮寺様 神宮寺様 若狭と奈良を結ぶ送水神事を伝える、神仏習合ゆかりの古刹。
  • 天河大辨財天社様 天河大辨財天社様 大峯本宮として弁財天を祀り、芸能・水の信仰を伝える社。
  • 神社本教 神社本教 貴船神社様を含む各社へ、神道祭祀の暦としてお納めしています。
神は人の敬によって威を増し、人は神の徳によって運を添う。

神と人とは、敬う心と御神徳をもって、互いに結ばれております。このたび天社宮に巡り会われたのも、太一の結びたまう御縁のひとつでございましょう。

夜空を仰げば、北の天には、動かぬ北極星と、それを巡る北斗七星——太一の御姿がございます。北の空は、いずこの地からも仰ぐことができます。仰ぐその一時も、太一へのお参りでございます。

お参りくださった方々が、天と地の神々と良き御縁を結び、福徳と開運の道を歩まれますことを、太一の御前にてお祈り申し上げております。