第二者論人遊年年立
第5冊 第31画像を開く(新しいタブ)原文翻刻校了
陰有退而無進退則須滅不敢當其陽始之數故退讓就離乾不受一艮不受八者乾是陽也又爲天也自在其始始是一義重則數偶數偶則成陰故以付坎艮是陰也艮又爲山山則是終遊年歷行八卦卦數於八終卽止也
句読本文校了
陰有退而無進退則須滅不敢當其陽始之數故退讓就離乾不受一艮不受八者乾是陽也。又爲天也。自在其始始是一義重則數偶數偶則成陰故以付坎艮是陰也。艮又爲山山則是終遊年歷行八卦卦數於八終卽止也。
訓読校了
陰には退くこと有りて進むこと無し。退けば滅すべきゆえ、陽の始めの数に当たらず、譲って離に就く。乾が一を受けず艮が八を受けぬのは、乾は陽で天であり、自ら始めに在るからである。始めを重ねれば偶数となり陰を成すゆえ坎に付す。艮は陰で山、すなわち終りであり、遊年は八卦を巡って八に終る。
現代語訳校了
陰には退く働きはあっても進む働きはない。退けば消滅へ向かうため、陽の始まりを表す一の数を担うことを避け、退いて離へ譲る。乾が一を受けず、艮が八を受けない理由は、乾が陽であり、また天であって、自ら始まりの位置にあるからである。始まりを表す一を重ねれば数は偶数となって陰を成すため、坎に付す。艮は陰であり、また山であって終わりを表す。遊年は八卦を巡り、八で終わって止まる。
