第二十二論諸官
第5冊 第15画像を開く(新しいタブ)原文翻刻校了
王者安而無爲百姓濟而無害若四補不具猶格虎無備濟河無舟若王者不知古今之務遠方之緯不謀於諸侯不達言語動作不合於制太師爭之不知天變星厤之運天官動靜鐘律之音山川怪異不善災害太史陳天文以爭之發號令不應先王法度與大臣無禮枉道於民處刑不平獨信自專臨政不莊
句読本文校了
王者安而無爲。百姓濟而無害。若四補不具。猶格虎無備。濟河無舟。若王者不知古今之務。遠方之緯。不謀於諸侯。不達言語。動作不合於制。太師爭之。不知天變。星厤之運。天官動靜。鐘律之音。山川怪異。不善災害。太史陳天文以爭之。發號令。不應先王法度。與大臣無禮。枉道於民。處刑不平。獨信自專。臨政不莊。
訓読校了
王者は安んじて無爲となり、百姓は濟われ害がない。四補が具わらなければ、備えなく虎を格ち、舟なく河を渡るようなものである。王者が古今の務と遠方の緯を知らず、諸侯に謀らず、言語に達せず、動作が制度に合わなければ太師が諫める。天變・星厤の運・天官の動靜・鐘律の音・山川の怪異・災害を知らなければ太史が天文を陳べて諫める。號令が先王の法度に應じず、大臣に無禮で、民に道を曲げ、刑が不平で、專斷し政に莊重でなければ、
現代語訳校了
王者は安泰で作為を弄する必要がなく、民は救われて害を受けない。四補がそろわなければ、備えなしに虎と格闘し、舟なしに川を渡るようなものである。王者が古今の政務と遠方の情勢を知らず、諸侯に相談せず、言葉が通じず、行動が制度に合わなければ、太師が諫める。天変、星暦の運行、天官の動静、鐘律の音、山川の怪異や凶兆・災害を理解しなければ、太史が天文の徴を述べて諫める。号令が先王の法度に合わず、大臣に礼を欠き、民に対して道を曲げ、刑罰が不公平で、自分だけを信じて独断し、政治に臨んで厳粛さを欠き、
