五行大義

五行大義

隋の蕭吉が五行思想の諸説を集成した『五行大義』全五巻について、土御門文書編纂所による原文翻刻・句読・訓読・現代語訳を公開します。

土御門文書編纂所による公開校訂版です。元禄十二年刊本の画像を底本とし、原文翻刻、独自句読、独自訓読、独自現代語訳を分離して公開します。

自家翻刻・訓読・現代語訳

公開版 gogyo-taigi-20260818-g4-v2・全964単位・28 / 49頁

GT-400007・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

呂六者林鐘南呂應鐘大呂夾鐘仲呂也史記云律厤者天所以運五行八正之氣成熟萬物也

句読本文校了

呂六者林鐘南呂應鐘大呂夾鐘仲呂也。史記云律厤者天所以運五行八正之氣成熟萬物也。

訓読校了

呂の六は、林鐘・南呂・應鐘・大呂・夾鐘・仲呂なり。史記に云はく、律厤は、天の五行八正の氣を運らし、萬物を成熟せしむる所以なり。

現代語訳校了

六呂は林鐘・南呂・応鐘・大呂・夾鐘・仲呂である。『史記』は、律暦とは天が五行と八正の気を運行させ、万物を成熟させる仕組みだとする。

伶倫の採竹・黃鐘管の制定

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GT-400008・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

帝王世紀云黃帝使伶倫於大夏之西崑崙之陰取竹解谷其竅厚均者斷兩節閒吹之以爲黃鐘之管以象鳳鳴雌雄各六以定律呂以分星次

句読本文校了

帝王世紀云黃帝使伶倫於大夏之西崑崙之陰取竹解谷其竅厚均者。斷兩節閒吹之以爲黃鐘之管以象鳳鳴雌雄各六以定律呂以分星次。

訓読校了

帝王世紀に云はく、黃帝は伶倫を大夏の西、崑崙の陰に使はし、解谷の竹の、その竅と厚さとの均しき者を取らしむ。兩節の閒を斷ち、之を吹きて黃鐘の管と爲し、鳳の鳴くに象る。雌雄各おの六、以て律呂を定め、以て星次を分かつ。

現代語訳校了

『帝王世紀』によれば、黄帝は伶倫を大夏の西、崑崙山の北側へ遣わし、解谷で内径と厚さの均一な竹を採らせた。二つの節の間を切って吹き、黄鐘の管とした。鳳凰の鳴き声になぞらえて雌雄各六音を設け、律呂を定め、星次を区分した。

律の度数・黃鐘の由来

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GT-400009・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

伶洲鳩曰律所以立均出度也故云紀以三平以六成以十二天之道也此六中之元古之神瞽考中聲而量之以制度律均鐘故名黃鐘所以宣養六氣

句読本文校了

伶洲鳩曰律所以立均出度也故云紀以三平以六成以十二天之道也。此六中之元古之神瞽考中聲而量之以制度律均鐘故名黃鐘所以宣養六氣。

訓読校了

伶洲鳩曰く、律は均を立て度を出だす所以なり。故に云ふ、紀するに三を以てし、平らぐるに六を以てし、成るに十二を以てす、天の道なり。此れ六中の元なり。古の神瞽、中聲を考へて之を量り、以て度律均鐘を制す。故に黃鐘と名づく。六氣を宣養する所以なり。

現代語訳校了

伶洲鳩は、律は音の均衡を立て尺度を生むものだという。三で秩序づけ、六で均し、十二で完成するのが天の道である。黄鐘は六つの中声の根本である。古の楽官が中声を調べて測り、尺度と律と鐘の基準を作ったため黄鐘と名づけ、六気を行き渡らせ養う。

GT-400010・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

二曰太蔟所以金奏乃贊陽出滯三曰沽洗所以脩潔百物考神納賓四曰蕤賓所以安靜神人獻酬交酢

句読本文校了

二曰太蔟所以金奏乃贊陽出滯。三曰沽洗所以脩潔百物考神納賓。四曰蕤賓所以安靜神人獻酬交酢。

訓読校了

二を太蔟と曰ふ。金奏する所以にして、乃ち陽を贊け滯を出だす。三を沽洗と曰ふ。百物を脩潔し、神を合し賓を納るる所以なり。四を蕤賓と曰ふ。神人を安靜ならしめ、獻酬交酢する所以なり。

現代語訳校了

第二の太蔟は、鐘を中心とする金属楽器を奏して陽気を助け、滞ったものを外へ出す。第三の沽洗は、万物を整え清め、祭祀によって神と人とを合わせ、賓客を迎える。第四の蕤賓は、神と人を安静にし、互いに酒を献じて応酬させる。

GT-400011・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

五曰夷則所以詠歌九則平民無貳六曰無射所以宣布哲人之令德示民軌儀

句読本文校了

五曰夷則所以詠歌九則平民無貳。六曰無射所以宣布哲人之令德示民軌儀。

訓読校了

五を夷則と曰ふ。九則を詠歌し、民を平らげて貳無からしむる所以なり。六を無射と曰ふ。哲人の令德を宣布し、民に軌儀を示す所以なり。

現代語訳校了

第五の夷則は、九則を歌い、民を平らかにして二心を抱かせない。第六の無射は、賢者の立派な徳を広く告げ、民に規範を示す。

六間・大呂・夾鐘・中呂

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GT-400012・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

爲之六閒以揚沈伏而黜散越元閒大呂助宣物也二閒夾鐘出四隟之細三間中呂宣中氣也

句読本文校了

爲之六閒以揚沈伏而黜散越。元閒大呂助宣物也二閒夾鐘出四隟之細三間中呂宣中氣也。

訓読校了

之が六閒を爲り、以て沈伏を揚げて散越を黜く。元閒は大呂、物を宣ぶるを助く。二閒は夾鐘、四隟の細を出だす。三間は中呂、中氣を宣ぶ。

現代語訳校了

このため六つの間律を設け、沈み伏した気を引き上げ、散逸した気を退ける。第一の間である大呂は万物の発現を助け、第二の夾鐘は四時の間にある微細な気を発し、第三の中呂は中の気を発する。

林鐘・南呂・應鐘と律呂

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GT-400013・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

四閒林鐘和展百事俾莫不任肅純恪也五閒南呂贊陽秀也六間應鐘均利器用俾應復也律呂不易無姦物也

句読本文校了

四閒林鐘和展百事俾莫不任肅純恪也五閒南呂贊陽秀也。六間應鐘均利器用俾應復也律呂不易無姦物也。

訓読校了

四閒は林鐘、百事を和展し、肅純恪に任ぜざる莫からしむ。五閒は南呂、陽の秀づるを贊く。六間は應鐘、器用を均利し、應じて復せしむ。律呂易はらざれば、姦物無し。

現代語訳校了

第四の林鐘はあらゆる事を調和させて詳しく整え、誰もがその職務を担い、その働きを速やかにし、大いにその職を敬うようにする。第五の南呂は、陽気を助け、万物が花をつけるのを促す。第六の応鐘は、器物の用途や規格を均しく整え、それぞれが礼にかない常道に復するようにする。律呂が常則を変えなければ、よこしまな物事は生じない。

律は法・呂は助・律は帥・呂は侶

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GT-400014・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

三禮義宗云律者法也言陽氣施生各有其法呂者助也助陽成功一云律帥也帥導陽氣使之通達也呂者侶也以對於陽與之爲侶

句読本文校了

三禮義宗云律者法也言陽氣施生各有其法呂者助也助陽成功。一云律帥也帥導陽氣使之通達也呂者侶也以對於陽與之爲侶。

訓読校了

三禮義宗に云はく、律は法なり。陽氣の施生、各おの其の法有るを言ふ。呂は助なり。陽を助けて功を成す。一に云ふ、律は帥なり。陽氣を帥導して之を通達せしむ。呂は侶なり。陽に對して之が侶と爲る。

現代語訳校了

『三礼義宗』は、律を法則とし、陽気が物を生じさせる際に各々の法があることをいう。また呂は助けであり、陽を助けて生成を完成させる。別説では、律は率いるもので、陽気を導いて通達させる。呂は連れ合いであり、陽と対になってその伴侶となる。

GT-400015・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

亦呂距也謂陰陽之氣有時相距明陽出則陰除陰昇則陽損故有相距之意

句読本文校了

亦呂距也謂陰陽之氣有時相距明陽出則陰除陰昇則陽損故有相距之意。

訓読校了

亦た呂は距なり。陰陽の氣、時に相距つこと有るを謂ふ。明陽出づれば則ち陰除かれ、陰昇れば則ち陽損ず。故に相距つの意有り。

現代語訳校了

また呂を「距てる」とも解し、陰陽の気が時に互いを退けることをいう。明るい陽が出れば陰が退き、陰が昇れば陽が減るためである。

GT-400016・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

續漢書云陽以圜爲形其性動陰以方爲節其性靜動者數三靜者數二以陽生陰而倍之以陰生陽半之皆以三而一

句読本文校了

續漢書云陽以圜爲形其性動陰以方爲節其性靜。動者數三靜者數二以陽生陰而倍之以陰生陽半之皆以三而一。

訓読校了

續漢書に云はく、陽は圜を以て形と爲し、其の性は動。陰は方を以て節と爲し、其の性は靜なり。動く者は數三、靜かなる者は數二。陽を以て陰を生ずるに之を倍し、陰を以て陽を生ずるに之を半ばにす。皆三を以て一とす。

現代語訳校了

『続漢書』は、陽は円を形として動く性質をもち、陰は方形を節として静かな性質をもつとする。動の数は三、静の数は二である。陽から陰を生むときは倍し、陰から陽を生むときは半分にする。いずれも元の数を三等分し、その一分を増減の単位とする方法である。

上生と下生・数の始まり

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GT-400017・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

陽生陰曰下生陰生陽曰上生皆參天兩地圓蓋方覆六偶承奇之道也淮南子云數始於一一而不能生故分爲陰陰陽合而生萬物

句読本文校了

陽生陰曰下生陰生陽曰上生皆參天兩地圓蓋方覆六偶承奇之道也。淮南子云數始於一一而不能生故分爲陰陰陽合而生萬物。

訓読校了

陽の陰を生ずるを下生と曰ひ、陰の陽を生ずるを上生と曰ふ。皆、天を參にし地を兩にし、圓蓋方覆、六偶の奇を承くる道なり。淮南子に云はく、數は一より始まる。一にして生ずること能はず、故に分かれて陰と爲る。陰陽合して萬物を生ず。

現代語訳校了

陽が陰を生むのを下生、陰が陽を生むのを上生という。いずれも天を三とし地を二とし、円い天蓋と方形の大地、陰数である六が陽数である奇を承けるという道理である。『淮南子』は、数は一から始まるが、一だけでは生成できないため陰へ分かれ、陰陽が合して万物を生むと説く。

一二三の生成・三を節とする例

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GT-400018・巻4
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故一生二二生三三生萬物故三月爲一時所以祭有三飯喪有三踊兵有三令皆以三爲節

句読本文校了

故一生二二生三三生萬物故三月爲一時。所以祭有三飯喪有三踊兵有三令皆以三爲節。

訓読校了

故に一は二を生じ、二は三を生じ、三は萬物を生ず。故に三月を一時と爲す。祭に三飯有り、喪に三踊有り、兵に三令有る所以、皆三を以て節と爲す。

現代語訳校了

そこで一が二を生み、二が三を生み、三が万物を生む。ゆえに三か月を一季とする。祭礼の三飯、葬礼の三踊、軍の三令は、いずれも三を区切りとしたものである。

GT-400019・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

三三如九故黃鐘之律九寸而宮音調因而以九之九九八十一黃鐘之數立焉

句読本文校了

三三如九故黃鐘之律九寸而宮音調因而以九之九九八十一黃鐘之數立焉。

訓読校了

三三、九の如し。故に黃鐘の律は九寸にして宮音調ふ。因りて之を九し、九九八十一、黃鐘の數立つ。

現代語訳校了

三を三倍すれば九となるため、黄鐘の管長は九寸で宮音が整う。さらに九を掛け、九掛ける九の八十一を黄鐘の数とする。

黃鐘から林鐘・林鐘から大簇

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GT-400020・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

黃鐘之氣在子十一月建焉其辰在星紀下生林鐘林鐘之數五十四氣在未六月建焉其辰鶉火上生大簇

句読本文校了

黃鐘之氣在子十一月建焉其辰在星紀下生林鐘。林鐘之數五十四氣在未六月建焉其辰鶉火上生大簇。

訓読校了

黃鐘の氣は子に在り。十一月、建つ。其の辰は星紀に在り。下りて林鐘を生ず。林鐘の數は五十四、氣は未に在り。六月、建つ。其の辰は鶉火。上りて大簇を生ず。

現代語訳校了

黄鐘の気は子にあり、十一月に建ち、その星次は星紀で、下生して林鐘を生む。林鐘の数は五十四、気は未、月建は六月、星次は鶉火で、上生して大簇を生む。

大簇から南呂・南呂から沽洗

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GT-400021・巻4
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原文翻刻校了

大簇之數七十二氣在寅正月建焉其辰諏訾下生南呂南呂之數四十八氣在酉八月建焉其辰壽星上生沽洗

句読本文校了

大簇之數七十二氣在寅正月建焉其辰諏訾下生南呂。南呂之數四十八氣在酉八月建焉其辰壽星上生沽洗。

訓読校了

大簇の數は七十二、氣は寅に在り。正月、建つ。其の辰は諏訾。下りて南呂を生ず。南呂の數は四十八、氣は酉に在り。八月、建つ。其の辰は壽星。上りて沽洗を生ず。

現代語訳校了

大簇の数は七十二、気は寅、月建は正月、星次は諏訾で、下生して南呂を生む。南呂の数は四十八、気は酉、月建は八月、星次は寿星で、上生して沽洗を生む。

沽洗から應鐘・應鐘から蕤賓

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GT-400022・巻4
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沽洗之數六十四氣在辰三月建焉其辰大梁下生應鐘應鐘之數四十二氣在亥十月建焉其辰析木上生蕤賓

句読本文校了

沽洗之數六十四氣在辰三月建焉其辰大梁下生應鐘。應鐘之數四十二氣在亥十月建焉其辰析木上生蕤賓。

訓読校了

沽洗の數は六十四、氣は辰に在り。三月、建つ。其の辰は大梁。下りて應鐘を生ず。應鐘の數は四十二、氣は亥に在り。十月、建つ。其の辰は析木。上りて蕤賓を生ず。

現代語訳校了

沽洗の数は六十四、気は辰、月建は三月、星次は大梁で、下生して応鐘を生む。応鐘の数は四十二、気は亥、月建は十月、星次は析木で、上生して蕤賓を生む。

蕤賓から大呂・大呂から夷則

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GT-400023・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

蕤賓之數五十六氣在午五月建焉其辰鶉首上生大呂大呂之數七十六氣在丑十二月建焉其辰玄枵下生夷則

句読本文校了

蕤賓之數五十六氣在午五月建焉其辰鶉首上生大呂。大呂之數七十六氣在丑十二月建焉其辰玄枵下生夷則。

訓読校了

蕤賓の數は五十六、氣は午に在り。五月、建つ。其の辰は鶉首。上りて大呂を生ず。大呂の數は七十六、氣は丑に在り。十二月、建つ。其の辰は玄枵。下りて夷則を生ず。

現代語訳校了

蕤賓の数は五十六、気は午、月建は五月、星次は鶉首で、上生して大呂を生む。大呂の数は七十六、気は丑、月建は十二月、星次は玄枵で、下生して夷則を生む。

夷則から夾鐘・夾鐘から無射

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GT-400024・巻4
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夷則之數五十一氣在申七月建焉其辰鶉尾上生夾鐘夾鐘之數六十八氣在卯二月建焉其辰降婁下生無射

句読本文校了

夷則之數五十一氣在申七月建焉其辰鶉尾上生夾鐘。夾鐘之數六十八氣在卯二月建焉其辰降婁下生無射。

訓読校了

夷則の數は五十一、氣は申に在り。七月、建つ。其の辰は鶉尾。上りて夾鐘を生ず。夾鐘の數は六十八、氣は卯に在り。二月、建つ。其の辰は降婁。下りて無射を生ず。

現代語訳校了

夷則の数は五十一、気は申、月建は七月、星次は鶉尾で、上生して夾鐘を生む。夾鐘の数は六十八、気は卯、月建は二月、星次は降婁で、下生して無射を生む。

GT-400025・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

無射之數四十五氣在戌九月建焉其辰大火上生中呂中呂之數六十氣在巳四月建焉其辰實沈

句読本文校了

無射之數四十五氣在戌九月建焉其辰大火上生中呂。中呂之數六十氣在巳四月建焉其辰實沈。

訓読校了

無射の數は四十五、氣は戌に在り。九月、建つ。其の辰は大火。上りて中呂を生ず。中呂の數は六十、氣は巳に在り。四月、建つ。其の辰は實沈なり。

現代語訳校了

無射の数は四十五、気は戌、月建は九月、星次は大火で、上生して中呂を生む。中呂の数は六十、気は巳、月建は四月、星次は実沈である。

辰と月建・乾坤爻位の相生

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GT-400026・巻4
本文 校了
原文翻刻校了

辰之與建交錯爲表裏卽其合然相生以乾坤六體爲之黃鐘初九下生林鐘初六又上生大簇

句読本文校了

辰之與建交錯爲表裏卽其合然相生以乾坤六體爲之。黃鐘初九下生林鐘初六又上生大簇。

訓読校了

辰と建とは交錯して表裏を爲し、卽ち其れ合す。然して相生は乾坤六體を以て之を爲す。黃鐘は初九、下りて林鐘の初六を生じ、又た上りて大簇を生ず。

現代語訳校了

星次と月建は交錯して表裏の関係をなし、そこで対応する。相生は乾坤の六爻を用いて構成される。黄鐘は乾の初九にあたり、下生して坤の初六の林鐘を生み、そこから上生して大簇を生む。

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五行大義 第4冊 第2画像 画像を読み込んでおります
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