第十論相剋
第2冊 第27画像を開く(新しいタブ)原文翻刻校了
於木則南宮極震於水則三川竭於火則宮室災於金則九鼎震於土則齊楚山崩木金水火俱沴土者地動分拆是也故五行氣衝而有六沴大概如斯
句読本文校了
於木則南宮極震、於水則三川竭、於火則宮室災、於金則九鼎震、於土則齊楚山崩。木金水火俱沴土者、地動分拆是也。故五行氣衝、而有六沴。大概如斯。
訓読校了
木においては南宮極めて震い、水においては三川竭き、火においては宮室災い、金においては九鼎震い、土においては斉楚の山崩る。木金水火ともに土を沴するは、地動き分かれ拆くる、これなり。故に五行の気衝きて、六沴あり。大概かくのごとし。
現代語訳校了
木に関わる汴は南宮の激しい震動、水では三川の枯渇、火では宮室の火災、金では九鼎の震動、土では斉・楚の山崩れとして現れる。木・金・水・火がともに土を汴する場合は、地震と地割れがそれである。このように五行の気が衝突するため、六種の汴が生じる。大概はこのとおりである。
