厄年・凶年の理
厄年・凶年の理
人は生まれるとき、天より陽の気である魂(こん)を、地より陰の気である魄(はく)を授かり、この二つの釣り合いによって健やかに生きております。天地の気は、木・火・土・金・水、すなわち五行のめぐりに沿って互いを生かしながら巡り、人の身もまた、このめぐりの内にございます。
太一(北極星と北斗七星)より生まれた万物は、九星のめぐりとともに、栄えては衰えることを繰り返します。人の一生も同じく、めぐりの転じる変わり目には、魂魄の釣り合いが揺らぎ、気の流れが滞りやすくなります。これが厄年・凶年。人生で畏れるべき節目でございます。古書にも見えますように、これを「太一定分の厄年」と申し、古来、宮中にて厄祓いが行われてまいりました。生まれ星のめぐりによっては、八方塞・暗剣殺・死線と呼ばれる凶年も定まっております。
水は、流れてこそ清く、滞れば澱みます。気もまた同じでございます。めぐりの滞る年には、陰の気が澱みとなって身のうちに溜まり、この澱みは、時を経れば自ずと消えるというものではございません。陰は陰を呼び、澱みは澱みを重ね、やがて人生のめぐりそのものを濁らせてまいります。厄年・凶年をいかに過ごすかが、その年かぎりにとどまらず、後々の人生にまで及ぶのも、この理によるものでございます。神気のめぐりは、人外の理でございます。決して、軽んずるものではございません。
この節目を調えるため、当宮では御祈祷にて厄祓のご祈願を、また、すでに災いや不調が身に顕れておられる方には、安倍晴明公より伝わる祓の作法「解除(げじょ)の儀」を承っております。
厄年・凶年早見
ご自身の生年月日から、令和八年が厄年・凶年にあたるかをお調べいただけます。
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