令和八年八月一日
名越祓・八朔祈祷祭
名越祓・八朔祈祷祭のご案内
日時:令和八年八月一日(八朔、陰陽暦水無月)午前十一時
祭場:天社土御門殿天社宮天壇
お申し込み締切:令和八年七月二十五日
祭場:天社土御門殿天社宮天壇
お申し込み締切:令和八年七月二十五日
平素より天社宮ならびに土御門史跡へ温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
このたび、安倍晴明公以来受け継がれてまいりました古式の泰山府君祭の理法に基づき、「名越祓・八朔祈祷祭」を斎行いたします。
天社宮は、陰陽道宗家・土御門家が霊元天皇より賜った宮号を今に伝え、神気の根源たる太一(たいいつ)をお祀りする宮でございます。
太一は古来、皇室とも深いゆかりをもって尊ばれてきた御神名であり、神宮式年遷宮においても、神饌や御用材を奉る幟などに太一の印が用いられてきたと伝えられております。
当宮では、古来より、この太一の御前にて、天地の気の乱れを鎮め、罪穢れを祓い清め、皆様の福寿を祈る神事を厳修してまいりました。
伊勢神宮様より天社宮に奉納されし書
水無月の「名越祓」は、近年「夏越祓」とも書かれますが、古くは「名越」とも記され、その名には深い理がございます。
順徳天皇の歌学書『八雲御抄』には、「邪神をはらひなごむる祓ゆゑになごし」と見えます。 すなわち名越とは、邪なるもの、荒ぶるものを祓い、天地の気を和める祓であるという意味でございます。
それゆえ、旧暦六月晦の神気の巡りに合わせて祭祀を斎行し、天地の気を和めることにより、神々の御神徳をより深く賜るのでございます。
名越祓において茅の輪をくぐることも、単なる習俗ではございません。 『備後国風土記』逸文に伝わる蘇民将来の故事に由来し、疫気を避け、災いを祓うための古き祓の作法でございます。
陰陽五行の理に照らせば、茅の輪をくぐるとは、夏の火気が極まり、秋の金気へと移る境を越え、相剋によって生じる災いを祓い清める所作でございます。
また、人の形をした人形(ひとがた)は、陰陽道において形代(かたしろ)とも申します。 身に受けた罪穢れ、病のもと、災いの気をこの形代に移し、本人に代わって祓い清めるための依り代でございます。
すなわち、茅の輪は淀みたる気の巡りを整え、災いを祓い清めるためのもの。 人形は人の身にまとった罪穢れを移し、身魂を清めるためのもの。 いずれも、気の乱れを整え、災厄を祓い、福寿へと導く陰陽道の祓の作法でございます。
また「八朔」は八月一日を指し、実りの秋を迎える前の大切な節目でございます。 夏の火気を経て、天地の気は次第に収穫を司る秋の気へと移ってまいります。 作物が無事に成長し、豊かな実りを迎えられますよう祈る八朔祭は、天地のめぐりに感謝し、五穀豊穣と暮らしの安泰を願う神事でございます。
このように「名越祓」と「八朔祭」は、陰陽五行の気のめぐりに沿って、罪穢れを祓い、身魂を清め、季節の節目に生じる災いを鎮め、福寿を願う大切な祭祀でございます。
つきましては、皆様の罪穢れを祓い清め、天地の神々の御加護を賜りますよう、「名越祓・八朔祈祷祭」を厳粛に斎行いたします。 ご参列ならびに御祈祷をご希望の方は、下記よりお申し込みくださいますよう、謹んでご案内申し上げます。
お申し込み
遠方にお住まいの方、また当日ご参列が難しい方でも、御祈祷のお申し込みをいただけます。当日ご参列のうえ、参列お申込みまたは祈祷のお申込みをいただいた方には、直会(なおらい)のお弁当をご用意させていただいております。直会へのご参加は自由です。参加せず、お弁当をお持ち帰りいただくことも可能です。また、御祈祷をお申込みされても当日参列されない場合は、お弁当のご用意をいたしかねますことを、あらかじめご了承ください。