令和七年二月四日
泰山府君本命属星祭
泰山府君本命属星祭のご案内
日時:令和七年二月四日(立春)午前十一時
祭場:土御門殿天社宮本殿
平素より、天社宮、並びに土御門史跡の保存に際し、格別なるご高配と深いご厚情を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
祭場:土御門殿天社宮本殿
さて、陰陽道において最も尊き祭儀とされる「泰山府君本命属星祭」は、古来より歴代の天皇家・皇族・公家衆・将軍家のみに信仰され、執り行われてきた、北斗七星を奉じる特別な信仰・祭儀でございます。他宗派・他法式はいかなるものもこれを執り行うこと能わず、古来より土御門家(安倍家)のみがその伝承を受け継いできた、比類なき神聖なる秘儀でございます。
人は生年月日に応じてそれぞれ本命星を授かり、その星々は九つの神格として天空に燦然たる輝きを放っております。これらの星は年ごとに本来の位置を離れ、九つの方位を巡行し、九年を経て元の座へと還ります。
この星の巡行期間、人の「魂魄」は天界の動きに呼応し、心身ともに繊細な状態に置かれ、時として思いもよらぬ災厄や病魔、不運を招くことがございます。かかる状況において、運勢を司る北斗七星の神、すなわち万象を統べる泰山府君大神(太一)に特別な祈りを捧げ、その尊き御威光を賜り「帰魂」の儀を謹んで執り行うことで、霊魂を本来の清浄なる姿へと戻し、あらゆる災厄からお守りいたします。かくして魂魄は比類なき輝きを放ち、運勢はさらに旺盛を極めるのでございます。
この度、古来より安倍晴明公より継承してまいりました尊き秘儀、「泰山府君本命属星祭」を、令和七年二月四日(立春)午前十一時より厳粛に斎行いたしますことを、ここに謹んでご案内申し上げます。
御参列並びに御祈祷をご所望の方におかれましては、社務所もしくは下記の受付窓口にてお申し付けくださいますよう、謹んでお願い申し上げます。
お申し込みのご案内
泰山府君本命属星祭では、以下のいずれかでお申し込みいただけます。